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第2回 東洋医学について

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◇東洋医学の「気」と「血」

 東洋医学では「気」「血」が生命現象を支える重要な役割をするものとして、これらを極めて重視します。

元気、内気、やる気、根気などという言葉は、東洋医学の「気」に由来しています。

「血」は広義の体液(狭義の「血」は血液をさす。)を指します。

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「気」は西洋医学にはない概念です。具体的な実態としては示すことができません。そこで、すべてのものに生命活動を与え得てくれるエネルギーと考えて下さい。

「血」は体内を巡りながら、臓腑などに栄養を与える一方、「気」はこの「血」を循環させると共に、臓腑に活動力を与え、汗や尿などを排泄させる動力源でもあります。

自動車に例えると、「血」はガソリンで、「気」はガソリンをエンジンに送り込む電気エネルギーなのです。

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◇「気」や「血」が経絡を循環する

 これら「気」「血」の流れる道を経絡(けいらく)と呼んでいます。

経絡は人体内部の臓腑と体表を結ぶもので、この経絡上の特定の反応点が経穴(つぼ)です。

経穴はいわば経絡が外界とと通じる門戸と言えます。臓腑が変調をきたしたときは、それが経穴に現われます。

風邪などの外邪が侵入して「気」「血」の正常な循環を乱したり、「気」が出入りする箇所も経穴なのです。

 例えば、首筋から背中にかけてゾクッと寒さを感じるときに、風邪をひくことが多いのですが、この時、風邪は風門という経穴を通してエネルギーの循環の歪を起こしたと考えます。このような時は、風門に向けてドライヤーを当てて暖めるか、乾布摩擦をすると初期であれば効きます。

(風門は手のひらを首の後ろに回した根っこのあたりにあります。)

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◇疾病を虚実の不調によると考える思想

 西洋医学では感冒にかかるのは、ある種のウイルスに感染したからと勿論考えます。

ところが東洋医学では、体内の機能や抵抗力の低下によって身体が弱っているところに、病原菌などの外邪が侵入して病気になるという考え方をします。

 身体の機能が低下したり、抵抗力が弱まり、自然治癒力が衰えた状態を「虚」の状態といいます。

逆に充実しすぎた時のことを「実」と呼んでいます。

 これら気・血のバランスがくずれて、どちらか一方が強まった場合に疾病が生じると考えるのです。

歯槽膿漏などは骨を司る「腎」が虚している場合が多いのです。

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